「飲食店の調理師もう辞めたいな」
「でも違う業種に転職できるか不安」
と思うことはありませんか?
しかし、いざ転職活動をしようとしても、未経験の異業種に転職できるか不安で、なかなか一歩が踏み出せないですよね?
では、飲食業や調理師からの転職は成功するのでしょうか?
この記事を見れば、飲食業で働く人や調理師が、どうすれば異業種へ転職できるかが分かります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
調理師から未経験の異業種に転職するべき7つの理由
調理師の働く環境は昔に比べて、徐々に改善されつつあります。
しかしそれはほんの一部に過ぎず、いまだにブラックな飲食店での労働を強いられている調理師が多いのも事実です。
ここでは、調理師を辞めて転職するべき理由7つを解説します。
- 労働時間が長すぎる
- 休日が少ない
- 重労働で身体が限界
- パワハラで精神的にきつい/li>
- 給料が低い
- 社会経験が乏しくなる
- コロナ禍で営業が不安定
それぞれ見ていきましょう。
1. 労働時間が長すぎる
調理師の仕事はとにかく長いのが基本で、一般的な仕事の平均労働時間が8時間なのに対し、調理師は12時間~15時間勤務が普通です。
朝早くから夜遅くまでの勤務をシフトで交代することなく、通しでこなさなければならない飲食店が多いため、長時間の労働になってしまうのです。
時には、就業時間内に仕事が終わらずに、終電を逃してしまうケースもあります。
労働時間が長くプライベートの時間を取れないことを理由に、異業種への転職を考える人は少なくないです。
2. 休日が少ない
調理師はほかの業種に比べて休みが取りづらい職種です。
土日や祝日など世間が連休を取っているときは、飲食店の稼ぎどきなので休むことがないからです。
週に1日しか休みがないという飲食店も多く、大型の連休もなかなか取れません。
また、休み予定だった日も予約の状況次第では、営業日になったりと不安定なため、安定した休日を求めて、異業種への転職をする人は多いです。
3. 重労働で身体が限界
調理師の仕事は毎日重労働です。
長時間の立ち仕事に加え、重い食材の納品や大きな鍋の扱い、厨房の掃除など、常に体を酷使しています。
唯一座れる休憩時間でさえ、仕込みの状況次第では動き続けなくてはなりません。
このような過酷な労働環境が続くことで、身体に限界を感じてしまうのです。
4. パワハラで精神的にきつい
調理師は先輩からちょっとしたことで、激しい罵声を浴びせられることは頻繁にあります。
料理の世界は基本縦社会で、昔の厳しい上下関係が残っている所も多いからです。
また心無いオーナーから、メニューに無いイレギュラーなオーダーや、休日出勤・時間外労働などの理不尽な要求をされるケースもあり、常にストレスを抱えています。
このような状況から、精神的に疲れ切ってしまい、調理師を辞める選択をする人も多くいます。
5. 給料が低い
調理師の給料はほかの職業に比べて低い傾向にあります。
もともとの給料が低いことに加え、賞与やインセンティブなど臨時の収入もほとんど無いからです。
もし、どれだけ調理の腕をあげてステップアップしても、雇われで調理師をしてる以上、給料上がり幅はたかが知れています。
拘束時間は長いのに給料は低く、労働量に対しての対価が比例しないのが調理師の仕事です。
6. 社会経験が乏しくなる
調理師は社会経験に乏しく、社会人としての一般的なビジネスマナーの習得していないケースも多く見られます。
調理師の仕事は基本的に1日中ずっと厨房内での調理業務で、あまり外部の人と関わらないため、調理技術以外の知識はあまり必要が無いためです。
そのため、厨房内の世界でしか生きていない人も多く、言葉遣いや立ち居振る舞いなど、ほかの世界に出たら全く通用しないであろう態度の人も多います。
そういう環境に見切りをつけ、今までと違う新たな社会経験を積むために、転職する人も多くいます。
7. コロナ禍で営業が不安定
飲食業界は新型コロナウイルスの影響を最大に受けた業界の1つで、蔓延防止措置や緊急事態宣言などの対応により、満足に営業ができない店がほとんどを占めました。
売り上げの低下や、いつまでたっても協力金が給付されないために、やむなく閉店をしてしまった飲食店も多くあります。
今では新規感染者数が低下し、新型コロナウイルス第5波が収束しつつあるため、緊急事態宣言は全面的に解除されましたが、今後また第6波・第7波と続く可能性は十分にあります。
すべての人が働き方の変化を求められている今、飲食業・調理師も形を変えて、新しい働き方を検討するべき時が来ているといえるでしょう。
飲食業・調理師から異業種へ転職する3つの大きなメリット
未経験の業種に転職することは勇気がいるでしょう。
しかしその一歩を踏み出すことで、環境面でも身体面でもさまざまな良い変化が期待できます。
ここでは、飲食業・調理師からほかの業種へ転職することで得られる3つのメリットをご紹介します。
- プライベートの時間が増える
- 身体が健康的になる
- 新しい経験が積める・可能性が広がる
上記3つを解説します。
1. プライベートの時間が増える
調理師はほかの職業に比べて、日々の長時間労働に加えて休日も少なく、自由な時間の確保が難しかったでしょう。
ほかの業種は飲食業に比べて、休日や労働時間などの労働環境が整っているところも多いため、転職することでプライベート時間の充実が期待できます。
土日祝の安定した休日や、有給の取得などにより、飲食業時代には出来なかった、旅行や遊びに出かけることも可能です。
このように調理師を辞めることは、プライベートを充実させたい人にとって大きなメリットとなるでしょう。
2. 身体が健康的になる
調理師の仕事から離れることで、慢性的な身体の疲れが取れ、痛みのあった箇所をゆっくり治療することができます。
調理師の仕事は長時間の立ち仕事に加え、重労働で毎日身体を酷使していますが、ほかの業種へ転職することでそれが解消されるからです。
飲食業界の仕事は労働時間は長く休日も少ないため、身体が完全に休まらず、疲れや痛みが完全に無くならないないまま、日々の業務をこなしているケースも多くあります。
調理師から異業種へ転職することで、自分の身体をゆっくりと休め、いたわる時間を手に入れることができます。
3. 新しい経験が積める・可能性が広がる
今までは飲食業・調理師の仕事しかしてこなかったわけですから、異業種への転職に不安を抱えて一歩を踏み出せない人も多いでしょう。
しかし近年では、人手不足や市場拡大などの理由で、未経験の人材でも積極的に採用している企業は多くあります。
今までの調理知識を活かせる業種を選んでもいいですし、まったく知識のない業種に挑戦してもいいでしょう。
- 給与・待遇がアップする可能性がある
- 自分の市場価値向上が見込める
- ビジネスチャンスや新たな人脈が広がる
ほかの業種に転職することで、上記のようにビジネスパーソンとしてのステップアップも期待できます。
思い切って新しい世界に飛び込むことで、自分の世界が広がり、新しい可能性が現れるでしょう。
調理師から異業種へ転職は可能!成功例をご紹介
このサイトの管理人である私も、調理師からの転職者です。
前職はイタリアンレストランでシェフをしていましたが、今は自分でウェブサイトを作りながら、ウェブのライターをやっています。
どうして転職しようと思ったのですか?
元々飲食業をやめようか迷っていた時に、コロナ禍の緊急事態宣言の影響で、勤めていた飲食店が完全休業になったことがきっかけです。
休み期間で時間があったので、オンラインのプログラミングスクールに通ったんです。
それからWebの世界の勉強をしているうちに、ひょっとしたら働けるのではないかと考えるようになりました。
ほぉ、なるほど。
ではそこから、実際に働くことになったきっかけは何なんですか?
Webブログに関する知識をSNSで探している時に、とても分かりやすく解説している人がいたんです。
その人に直接メッセージを送ったところ返信があり、そこから何回かやりとりが始まりました。
おぉ、なんか急に展開が変わって来ましたね!!
それでその後どうなったのですか?
その人から「うちのサイトでライターやってみません?その代わりに教えられる知識はすべて教えます。」という提案があったのです。
そこから、ウェブライターとしての知識を細かく教えてもらいながら、ライター生活が始まりました。
今ではほかのメディアとも業務委託契約をし、フリーランスのウェブライターとして2つのメディアに記事を納品しています。
すごい展開!人生何があるか分かりませんね!!
転職してよかったですか?
そうですね!調理師ではない業種に転職できたのはとても自信になりました。
今までとは違う新しい経験もできているし良かったです。
とくに良かったのが、私はヘルニアを発症していて腰が限界だったんです。
今は体への負荷が少ないため、症状もかなり良くなりました。
それは良かったですね!
今回は貴重なお話が聞けました。
最後に転職に成功する秘訣は何でしょうか!
転職を成功させる秘訣は、とにかく動くことだと思います。
一歩踏み出してみると、周りの世界は自分が思ってたより簡単に動きますよ。
今の仕事を不満に思ったり、不安を感じることが多かったら、転職に向けてすぐに動き出すことをおすすめします。
ぜひ参考にしてみてください。
ほかにも、調理師からほかの業種への転職に成功した人たちはたくさんいます。
それらをいくつかご紹介します。
今まで紹介したように、調理師から転職し、新しい生活を楽しんでいる人は多くいます。
転職に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
調理師が未経験でも働けるおすすめの転職先5選
もし転職しようか考えているのであれば、迷っている時間はもったいありません。
調理師を辞めたいなら、すぐに異業種への転職を検討しましょう。
ここでは未経験でも活躍しやすい、おすすめの転職先5つをご紹介します。
- Web・IT業界
- 食品メーカー
- 営業職
- 事務職
- 介護職
ぜひ転職の参考にしてください。
1. Web・IT業界
未経験からWeb・IT業界と聞くと、少し尻込みしてしまう人は多いでしょうが、実はおすすめの業界です。
Web・IT業界は慢性的な人手不足から、未経験を積極的に採用しています。
また、食に関連したWebメディアを、運営している企業も数多く存在しており、調理師として得た知識や経験を活かすことが可能です。
未経験の調理師でも活躍する環境は十分に整ってるといえます。
2. 介護職
介護職も比較的に未経験でも転職しやすい職業です。介護業界はIT業界と並び人手不足であるため、積極的に未経験者を採用しているからです。
資格を持っている人が働いているイメージですが、無資格で転職して働きながら資格を取り、ステップアップすることが可能です。
また介護施設には、施設利用者の食事を作ってサポートするポジションもあります。
飲食店の調理師に比べて、労働時間も短く、休みも安定して取れるので転職の際は検討してみましょう。
3. 事務職
調理師時代の重労働で、身体がボロボロな人には事務職がおすすめです。
事務職は基本的にデスクワークなので、調理師に比べて身体への負担は大幅に軽減できます。
また休日が安定的に撮れるのも大きなポイントです。
有給も比較的自由に取れ、調理師時代には叶わなかった、大型の連休も楽しむことができます。
4. 営業職
まだまだ体を動かして仕事がしたい人は営業職が向いています。営業職も調理師と同じように、自分の体を使って稼ぐ仕事だからです。
さまざまな指示が飛び交う環境で働く調理師は、コミュニケーション能力に長けています。
その点で、営業職は毎日お客様と話しながら仕事をするので、コミュニケーションスキルを生かすことができます。
また、狭い厨房での仕事が辛かったという人にも、各地を回ることができる営業職がおすすめです。
5. 食品メーカー
食品メーカーとは、原材料を仕入れて商品となる食品を製造し、製造した商品を流通させて消費者に向けて販売する企業のことです。
食品メーカーの商品開発や商品企画などの部署に転職すれば、今まで調理師として培った経験を充分に活かせるでしょう。
調理師を辞めても食の世界が携わりたい人にぴったりな仕事です。
未経験でもぜひ挑戦してみることをおすすめします。
調理師が異業種への転職を成功させるたった1つのポイント
調理師が異業種への転職を成功させるポイントは、ズバリ「転職エージェントを使う」ことです。
調理師が異業種への転職を成功させたいのであれば、決して1人で転職活動をしてはいけません。
スムーズに転職活動をおこない、より自分の希望に沿った転職先を見つけたい場合は、必ず転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントを利用することで、
- 専門家が転職の相談に乗ってくれる
- 希望にあった転職先を紹介してくれる
- 履歴書の書き方や面接の受け方のアドバイスをしてくれる
- 面接日や顔合わせの日程を調節してくれる
- 給与交渉をしてくれる
上記のようなさまざまなサポートを受けることが可能です。
転職エージェントを使うことで、転職を成功する可能性がぐんと高まります。
まだ転職したい職種が決まっていなくても、事前に登録を済ませておくことで転職活動がスムーズにおこなえます。
調理師におすすめの転職エージェント3選
調理師が異業種への転職を成功させるには、転職エージェントの利用は必須です。
ここでは、調理師の転職におすすめな転職エージェントを5つご紹介します。
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
- doda
- 就職shop
- 第二新卒エージェントneo
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
1. パソナキャリア
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大手総合型転職エージェント【パソナキャリア】2. マイナビエージェント
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大学中退、中卒、高卒の就職なら、第二新卒エージェントneoまとめ:迷っていないで即行動!新しい世界で充実した生活を手に入れよう
今回の記事では、以下の3つについて詳しく解説しました。
転職をしようかどうか少しでも迷ったら即、転職に向けて必要な行動をとることが重要です。
調理師から異業種への転職を成功させて、新しい環境やスキルを身につけている人はたくさんおり、自分が思っているより未来は明るいです。
転職を成功させるには決して1人で転職活動をおこなわず、転職エージェントを利用することをおすすめします。
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